【熱交換器の種類】- プレート式熱交換器
今回は「プレート式熱交換器」についてご紹介します。
このタイプの熱交換器は、「省エネルギー」「コンパクト」「高性能」「メンテナンス性」の4つの特徴を持った理想の熱交換器といえます。
従来の熱交換器とは異なり、製品の全体が熱交換の機能を有する構造となっています。そのため、高い伝熱性能やシステム全体の効率が高まります。
伝熱の効果を高めるために、ステンレス鋼などの薄板を波形にプレス加工したものを、伝熱プレートとして使用しています。
その伝熱プレートにガスケットを装着し、ガイドバーに必要な枚数を重ねて固定フレームと移動フレームで挟み込みます。そして最後に締め付け用ボルト・ナットで締め付けます。
波形をした伝熱プレートの間にできた隙間を、高温流体と低温流体が薄い伝熱プレートの両側を交互に流れます。
「プレート式熱交換器」の4つの特徴
○省エネルギー
熱交換器内の流体保有量が少ないので、軽やかに起動します。また、運転条件の変更などにも対応可能です。
○コンパクト
伝熱プレート自体が薄く小さな容積のため、軽く・コンパクトで据付工事も簡易的です。
○高性能
プレス成形されたプレートパターンのおかげで、伝熱性能が高くなり、伝熱面積を少なくすることができます。
○メンテナンス性
締め付けボルトを外すだけで分解ができるため、伝熱プレートを目視での点検が可能になっています。また、分解が容易なので洗浄することも可能です。
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